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《 寄 稿 》

新文明構想

 大和一言主 著

『 新文明構想 』 目次













新 文 明 構 想

第 18 回

無税国家がもたらす政治



    



政治家主導の政治の実現

 我が国が民主主義を原則とする以上は、国民に選ばれた政治家の主導による政治が実現されねばなりません。

 国民が選んだわけではない官僚による独断専行の政治であってはならないのであります。

 1980年代の中曽根政権時には土光臨調など行政改革の機運が高まりましたが、結局骨抜きにされて頓挫しました。90年代には橋本政権が官僚制改革に取り組みましたが、逆に官僚独裁を強化する結果となりました。2000年代には小泉政権が郵政改革を断行しましたが、官僚制改革についてはほとんどが失敗に終わりました。

 さらに2009年の政権交代の時には、今度こそ官僚制改革が為されるものと国民の多くは期待していましたが、民主党政権は逆に官僚にうまく利用されただけで終わってしまいました。

 このように、過去30年以上にわたる官僚制改革の試みは、ことごとく失敗しています。

 いずれも、財布を握っている官僚に頭が上がらなかった結果と言えるでしょう。

 しかしながら、政府通貨発行と無税国家が実現されたならば、これまでのように政治家が官僚の顔色を窺う必要も無くなり、自らの信念を貫徹して政策を実行できるようになります。






    
























































































《財団概要》

名称:
一般財団法人 人権財団

設立日
2015年 9月28日

理事長:
牧野 聖修
(まきの せいしゅう)




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